質量保存の法則を具体例でわかりやすく解説

化学オンライン講義

質量保存の法則を具体例を踏まえてわかりやすく解説します。発見者ラボアジエもセットで覚えましょう。解説担当は、灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師です。

質量保存の法則とは

質量保存の法則とは、「化学反応の前後において,物質の総質量は変化しない。」というものです。

【例】

例えば、炭素と酸素から二酸化炭素が生成する場合について考えてみます。

 C   +   O2   → CO2 

12g     32g    44g

この反応において、炭素12gと酸素32gを反応させると、二酸化炭素が44g生成します。

反応前は炭素12gと酸素32gで全体の質量は44g、反応後は二酸化炭素が44gあるので全体の質量は44gであり、反応の前後で全体の質量が変わっていないことがわかります。

質量保存の法則の発見者ラボアジエ

出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%8C%E3%83%BB%E3%83%A9%E3%83%B4%E3%82%A9%E3%82%A2%E3%82%B8%E3%82%A8

質量保存の法則の発見者はラボアジエであり、発見した年は1774年です。
組合せが出題されるので覚えておきましょう。

まとめ

灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師より質量保存の法則について解説を行いました。しっかりと覚えておきましょう。

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