化学【2分でわかる】再結晶とは?原理や方法を実験例とともに解説

化学オンライン講義

【実験動画】再結晶とは、溶解度の差を利用して固体どうしの混合物を分離する方法です。計算問題でも頻出の「再結晶法」の原理と方法を、硝酸カリウムと塩化ナトリウムを例に解説します。解説担当は、灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師です。

スポンサーリンク

再結晶とは

再結晶とは、溶解度の差を利用して固体どうしの混合物を分離する方法です。

固体の溶解度とは溶媒(液体)100gに溶け得る最大の質量のことです。物質の溶解度は温度により変わるため、このときの溶解度の差を利用して物質を分離します。この方法で析出させ取り出す事ができる物質は、温度によって溶解度が大きく異なる物質です。

 

【頻出の具体例】KNO3とNaClの混合物の分離

硝酸カリウムKNO3は温度による溶解度の差が非常に大きいため、高温のKNO3飽和水溶液を冷却すると、多くの固体が析出します。

それに対し、塩化ナトリウムNaClは温度による溶解度の差が小さいため、同じように高温のNaCl飽和水溶液を冷却してもほとんどNaClの固体は析出しません。

溶解度のグラフ(硝酸カリウム・塩化ナトリウム)

そのため、KNO3とNaClの混合物を高温で高濃度の水溶液にした後に冷却すると、純粋なKNO3を固体として分離する事ができます。

 

 

混合物の分離法まとめとして、「ろ過・蒸留・分留・再結晶・抽出・昇華法・クロマトグラフィー」の見分け方を学びたい方は混合物の分離法の見分け方まとめと練習問題を参照してください。

 

まとめ

灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師より受験生が迷う分離法より再結晶法の原理や方法の解説を行いました。しっかりと覚えておきましょう。

脳科学式超記憶で身に付ける問題集ViCOLLA
紙より5割増しで記憶に残る脳科学的仕組みのWebドリル(全問題に解説動画付き)が付いた参考書
いつも同じ場所で勉強するより、環境に変化をつけた(勉強場所を変える)方が高い学習効果を得られます(ある研究の単語テストでは約1.5倍に正答率がアップしました)。スマホやPCを用いたデジタル学習における背景画像についても同様で、ランダムに背景画像が変化すると高い学習効果が得られます(ある研究の単語テストでは1.6倍に正答率がアップしました)。出題順もランダムにできます。 ビコラでは、背景画像がランダムとなる「Webドリル」機能で学習効果を高めます。また、問題文の背景画像には、認知能力を高める効果のある自然や雪景色の画像を使用しています。 そして、全問題の解答ひとつひとつに丁寧な解説動画がついています。紙面には書ききれない(書いても伝わりにくい)事項(背景知識や、単元の本質に至る詳細な理由、解答を導くまでの思考の流れなど)を著者である予備校講師がわかりやすく指導します。※出題順もランダムにできます。
化学オンライン講義
シェアする
ViCOLLAをフォローする
ViCOLLA Magazine