化学【2分でわかる】抽出とは?具体例をもとに原理の解説

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【実験動画】抽出とは溶媒によって溶けやすさが違うことを利用して分離する方法です。本記事では「抽出」の原理と方法を、ヨウ素溶液やコーヒーなど4つの具体例をもとに解説します。解説担当は、灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師です。

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 抽出とは

抽出とは溶媒によって溶解度が違うことを利用して分離する方法です。

抽出に用いる溶媒は、分離させたい物質のみをよく溶かしそれ以外の物質はできる限り溶かさないものを選択します。

 

具体例1

ヨウ素溶液は、ヨウ素がアルコール+水の溶媒に溶けたものです。ヨウ素は水よりも油に溶けやすい性質を持っています。ヨウ素溶液にヘキサン(油)を加えると、油層(ヘキサン)と水層の2層に分かれます。これを良く振り混ぜると、油層(ヘキサン)のほうにヨウ素が移動します。ここで、水層と油層を分離すれば、油層(ヘキサン)にヨウ素を取り出すことができます。

 

具体例2

フェノールは水よりもベンゼン(油)に溶けやすい性質を持っています。

NaClとフェノールの混合水溶液にベンゼンを加えると、油層(ベンゼン)と水層の2層に分かれます。これを良く振り混ぜると、油層(べンゼン)のほうにフェノールが移動します。ここで、水層と油層を分離すれば、水層にNaClを、油層(ベンゼン)にフェノールを、それぞれ取り出すことができます。

 

具体例3

臭素は水よりもベンゼン(油)に溶けやすい性質をもっています。

臭素を水に溶かした「臭素水」にベンゼンを加えると、油層(ベンゼン)と水層の2層に分かれます。これを良く振り混ぜると、油層(べンゼン)のほうに臭素が移動します。ここで、水層と油層を分離すれば、油層(ベンゼン)に臭素を取り出すことができます。

 

具体例4

コーヒーは、コーヒー豆に含まれる成分のうち、「味・香り」の成分を熱水に抽出したものです。ちなみに、コーヒーを抽出した後のコーヒー豆がフィルターの上に残るので、ろ過も同時に行なっていると考えられます。

 

混合物の分離法まとめとして、「ろ過・蒸留・分留・再結晶・抽出・昇華法・クロマトグラフィー」の見分け方を学びたい方は混合物の分離法の見分け方まとめと練習問題を参照してください。

 

まとめ

灘・甲陽在籍生100名を超え、東大京大国公立医学部合格者を多数輩出する学習塾「スタディ・コラボ」の化学科講師より受験生が迷う分離法より抽出の原理を具体例をもとに解説しました。しっかりと覚えておきましょう。

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